毎日を少し心地よくする習慣

時間の使いかた

頑張るためではなく、日常に取り入れたい「小さな工夫」

子育て後の心の持ちようや、自分の時間をつくるマインドについては、『これからの時間をどう過ごす?』で詳しく触れていますが、この記事では、日々の暮らしを少しずつ心地よく整えていくための具体的な行動や工夫をご紹介します。

大きく生活を変える必要はありません。今日からすぐに試せる、小さな習慣ばかりです。気になったものから、ひとつ取り入れてみてください。

日毎の暮らしを優しく整える5つの心地よい習慣

1. 朝の小さなルーティンをつくる

一日の始まりに、ほんの少しだけ自分のための時間や動作を挟んでみましょう。筆者自身も、次のようなことを日課にしています。

  • 起きてすぐに白湯を飲んで、身体を温める
  • 天気の良い日はベランダに出て、外の空気を吸いながら景色を眺め、ひと息つく

どちらもほんの数分でできることです。特別な道具も準備もいりません。この小さな動作をはさむだけで、一日の始まり方が、これまでよりも少し穏やかなものに変わっていきます。

2. 食事や就寝前に「画面を置く時間」をつくる

スマートフォンやパソコンは、暮らしを便利にしてくれる一方で、気づかないうちに頭や目を疲れさせてしまうこともあります。食事の間だけ、あるいは寝る30分前だけ、スマートフォンを別の部屋に置いてみる、電源を切ってバッグにしまっておく。そんな具体的なルールをひとつ決めておくと、自然と画面から離れる時間がつくれます。

3. 「10分だけ」の散歩を生活に組み込む

近所を10分ほど、ゆっくり歩いてみるだけで十分です。ゴミ出しのついでに少し遠回りをしてみる、郵便受けまでの道を一本変えてみる。運動として気負わず、用事のついでに歩数を増やす工夫をしてみましょう。空の色や道端の花に目を向けると、季節の変化にも気づきやすくなります。

4. 寝る前にノートへ3行だけ書く

なんとなく心がざわつく日には、その日感じたことをノートに3行だけ書き出してみてください。「今日あったこと」「気になったこと」「明日やってみたいこと」など、項目を決めておくと、迷わずペンを動かせます。長く書こうとせず、3行という制限を設けることで、無理なく続けやすくなります。

5. 週に一度、「今日はやらない家事」を一つ決める

やることリストをつくる方は多いと思いますが、逆に「今週のこの曜日は、この家事を一つお休みする」と、あらかじめ決めてみるのもおすすめです。掃除機がけを一回飛ばす、作り置きをやめて簡単な献立にする、など具体的に一つだけ選んでみましょう。あらかじめ決めておくことで、罪悪感なく手を抜けます。

習慣を無理なく続けるためのコツ

ここまでご紹介した習慣は、毎日欠かさず行う必要はまったくありません。忙しい日や気分が乗らない日には、休んでしまってかまわないのです。

続けるコツは、ハードルを下げておくことです。たとえばノートを書くなら、ベッドサイドにあらかじめ開いた状態で置いておく。そんなふうに「わざわざ用意する」手間をなくしておくと、気が向いたときにすぐ取りかかれます。

あなたにとっての「心地よいリズム」を少しずつ見つけよう

ご紹介した5つの習慣の中には、しっくりくるものもあれば、なんとなく自分には合わないと感じるものもあるかもしれません。それで大丈夫です。すべてを取り入れる必要はなく、試してみて心地よいと感じるものだけを、暮らしに残していけばいいのです。

まずは今日、白湯を一杯飲んでみる、ベランダに出て一分だけ空を見上げてみる。そんな小さな一歩から、あなたにとっての心地よいリズムを、これから少しずつ見つけていってみませんか。

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